サーフィンは自由か?

自力で自分のスタイルを追求したい、自分で試してみて学びたいと云う人が結構います。いや、過半数超えてるのかも知れません。

好きな時間に海に出かけて行って、一宮あたりで2時間くらいサーフィンして、好きな時間に帰ってくる。高校生の頃に小田急線で鵠沼にサーフィン行ってた頃と比べて、自由満喫といった感じがします。

「サーフィンの醍醐味は自由」とか言われたりしています。
団体競技と比べて、体育館やグラウンドの予約とか、人が集まらなかったら別メニュー、雨が降ったら中止とか、面倒な事は確かに減ります。
日本でサーフィンやる限り、怖いのは雷と台風とカツオノエボシくらい。

ところで、サーフィンは本当に自由なのでしょうか?

ダンスやアイススケートでオリジナルのステップを開発するのは大変です。技の名前が残ったり、偉業といっていいレベルです。
スノーボードでも、ゲレンデのカービングターンにオリジナリティなどありません。雪質と板のフレックスと体重で、ほぼ同じ姿勢に集約されて行きます。自己流のスノーボーダーはカッコ悪いうえに失速しやすいので、一目で分かります。

なぜ自由に波に乗ると楽しいのでしょうか?
(傍から見ると、かっこ悪いのに、)
波に乗った時の浮遊感は、人を有頂天にしてしまうくらい気持ちいいものなので、感覚的な気持ちよさを追求してしまうと、速く走るとかキレよくターンするとか、ボトムターンのためとか、忘れてしまいます。
スポーツとして上達を望むなら、快楽だけを追求してはいけません。

もっと言うと、上達するサーファーは「明日のドライブターンのために、今日の気持ちいいけどダサいアップスを諦められる人」です。
スポーツとして上達に必要なのは基本的なトレーニングを繰り返して精度を上げる事です。
プロ野球の松井秀喜選手は子供時代に自宅にピッチングマシンがあって、バッティングの練習をしまくっていたそうです。また素振りも時間がある限りやっていたそうです。そして、練習試合は土日3試合。
プロゴルファーの練習も、コースに出ることより、ゴルフ練習場(打ちっ放し)でのフォーム作りがメインです。
我々サーファーは、これの逆をやっていないでしょうか?基本練習(フォーム作り)よりも実践ばかり

なんだかお金持ちが明日の利益のために、今日の無駄遣いを我慢できるのに、似ていませんか?

基本練習をしっかりやって、海での本番に向けてちゃんと準備しよう!

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